神戸の農漁業を、様々なクリエイターと惟る ノーギョギョ ギョギョ ギョギョー ラボラトリーズ

  • facebook
  • Instagram

2021年最後の活動【12.26】

2022.01.11

12月26日、年内最後の活動はもともと淡河町での活動でしたが大雪が心配されたため、北野にてミーティングを行いました!

 

午前は、FARMERS MARKETやFARMSTAND、MICRO FARMERS SCHOOL 、他様々なローカルエコノミーの活動を行っている小泉寛明さん(以下ヒロさん)にお話を伺いました。

 

ヒロさんのこれらの活動の原点となった一冊の本『成長の限界』では30年前に出版され2020年から2050年の世界が大変なことになると予測されていました。その本には経済成長に伴って、都会で効率的に働こうとする人が増えるため、田舎や農業人口が減少していくと予測されており、日本で実際に起きていたことと、ほぼあっていました。ヒロさんの活動の始まりを伺いながら、戦後急激な経済発展をしてきた日本を振り返ったとき現在に通ずる沢山の問題が孕んでいたと思いました。

 

 

ヒロさんのライフヒストリーをはじめ、「都市」「経済」「農業」の三本柱でお話が進み、それらを形にするまでの取り組みや想いを伺いました。

 

‟工場で大量生産され安く販売されているものではなく、知っている人、顔の見える人から買うこと”

 

それから私は常にこの言葉を意識して生活するようになりました。

「一から人の手でつくられたものはこんなに時間と労力がかかるんだ」

と、実際に農業体験をしてみて痛感し始めていたため、この言葉の重みを身をもって感じています。

 

お話が一通り終わったところでそれぞれ意見交換をし、神戸のことから日本全体や社会問題について話も広がりとても濃い時間となりました。

地産地消やローカルで還元するということの素晴らしさを改めて感じ、残りの活動も頑張りたいと再び奮起しました。

 

 

FARM STANDのランチをいただき、午後はメンバー同士で今後の活動方針を決めました。

11月から活動をはじめ皆の仲も十分に深まってきて、遠慮なく意見が出てきてミーティングは終始活発でした。活動を通して得た想いや経験を私たちなりのものとしてどう成果物として残すのか、様々な意見が出ました。最終、皆が納得するアイデアが出たので2022年の成果発表会まで駆け抜けます!

 

 

神戸学院大学 森下はぐ実

 

 

過去の活動について

ARCHIVES