トークイベント2!
2023.04.12

本日はグッゲンにて、2回目のトークイベント。
FROM FARMの代表をされている大谷幸司さん、茶寮千代乃園の原島春花さんのお話を聞きました。
大谷さんは、和歌山県でみかん援農のプロジェクトをされていて、ラボ6はみかん援農をさせていただいた時にお世話になりました。
私たちラボ6はフィールドワークの中で、野菜の収穫体験や、養殖場で鯛釣り体験など、様々な体験をしてきました。
その中の一つに下津でのみかん援農があり、学びが多かったフィールドワークのひとつです。
普段、机に座ってパソコンとにらめっこしていて、自然と触れ合うことが少ない私たちにとって
太陽の下で動くこと、みかんを収穫すること、援農を通して見た景色や感じたこと、全てが新鮮でした。
援農を通して収穫の楽しさだけではなく、人のやさしさ、あたたかさにも触れることができました。
その日から私もいつか、ワンシーズンだけでも援農に行きたいなと思うようになりました。
みかんの援農を教えてくれた大谷さんのお話は、和歌山県を訪れた時に実際に見たり、体験したりしていたので、イメージしながら聞くことができました。
今回のトークイベントで特に印象に残ったのは、関係人口を増やす取り組みについてのお話です。
大谷さんのみかんのお話と、原島さんの八女茶のお話、どちらにも共通していました。
魅せ方を変えてみたり、ブランドを立ち上げて商品を開発したり、実例があってわかりやすかったです。
原島さんは、生活の中にお茶を取り入れるきっかけづくりをされているそうです。
原島さんのお店は、八女茶が育つ空気を感じながら過ごすことができる、川のほとりにあるそうです。
お茶が好きな人を増やすための活動に力を入れているようです。
お店に行くと「好みのお茶が見つかるように」とお茶を教えてくれるのだとか。
私は、まだお茶の世界について知らないので、一度訪れてその味に触れたいと思いました。
原島さんが懸念されていた点が、お茶の入り口は、敷居が高いということ。
お茶をもっと身近に、興味を持ってもらうところを作るために日々考えているそうです。
スモールステップを作るという視点がとても素敵だと思いました。
お茶に興味を持った人が途中でコースアウトしてしまわないように、スモールステップを積み重ねていくことが目標だそうです。
お茶は身近に在るもので、ペットボトルですぐに飲むことができる時代だからこそ、
お茶を淹れる時間や、淹れたてを味わう時間、香りに包まれる瞬間。
そういった、自分の心をほっと落ち着ける時間を、お茶を通して取りたいと思いました。
今日の話を聞いて、今まで知らなかったお茶の世界や、援農の世界を知ることができました。
これからの生活でも少しずつ意識を変えたり、アンテナを張っていきたいと思いました。
本日の晩ごはんは、
・海苔で包みきれないくらい多くの具が巻かれたほうれん草のキンパ
・ホクホクじゃがいものカレー春巻き
・シャキシャキ水菜とのりのサラダ
・アジのマリネ
・かわいらしい菜の花と梅のおいなりさん
・とろとろ食感がたまらないおふと白菜のラザニア
そして、本日のお茶は茶寮千代乃園のお茶。
お湯呑に一滴目が注がれると、そこから広がるお茶の香り。
喉を潤してくれるだけでなく、体の芯もポカポカに。
体を温めてくれるだけでなく、心までも香りと温もりで癒されました。
そしてみんなで食べる、できたてごはん。
食卓を囲むと会話が弾みました。
他のラボの活動を知ったり、進捗を聞いたり。
最終報告会が楽しみになった時間になりました。