#プロジェクトロゴ決定 と「まぜっこ」なお話
2023.01.19

―よく「個性を育てる」といいますが、子どもたちにはすでに個性が備わっていて、
それを社会や大人たちがどれだけ認めてあげられるかどうかで、個性は決まると思うのです。―
とある著名人のお言葉を書き出しに引用させていただきました。
人に限らずどんなモノもコトも必ず、それぞれ「個性」を持って存在しています。
それは表面を見るだけで理解することはとても難しく、
たとえば甘柿と渋柿は実際に切ってみないとそれぞれを区別することができないように、
触ってみたり、切ってみたり、割ってみたり、時には食べてみたり、
様々な理解への試みをもってはじめて「個性」を理解することができるのではないかと。
私達Lab4の取り組みはそんな「理解への試み」を
食材はもちろん、人や街、モノ、コトに対して何度も何度も行い、
それらを混ぜ合わせることで生まれる「さらなる個性を認めてあげる」こと。
他と混ざり合うことで輝いた個性がほんの少しでも人や街を豊かにしてくれたら…
そんな活動になれば素敵だなあと思っています。
というわけで閑話休題。
今日お話したいことは、私達Lab4が手掛けるプロジェクトネームが
「まぜっこ」
に決まりましたというお話です。そしてそのロゴも完成しました。
それがこちら、
まぜっこの主役はそこに関わってくれる子ども達。
ポップでわかりやすいことはもちろん、あえてロゴの原型には色を加えず、
これからミックスする食材や、子ども達それぞれの持つ個性によって色付けてくれたら良いなと
メンバー全員で意見交換をしながら決定しました。
このロゴを目に映したみなさんをはじめ、関わる人、街、モノ、コト、
それぞれの個性や感性で「まぜっこ」が色付いていきますように。
(松尾 誠介/神戸市外国語大学)