第三弾フィールドワーク@四国
2023.02.04

第三弾フィールドワークとして、四国は香川、愛媛、徳島に行ってまいりました!
それぞれの街から見える景色や雰囲気、そして文化は似ているようで、実際に足を運んでみるとその地域ならではの特色がたくさん面白さがある四国。
香川県では、美味しいうどんなどの出汁の素となっている「いりこ」を求めて商店街へ。瀬戸内だけに限らず、その地域で取れる食材の違いによって、地域ごとに出汁から料理の味の違いが生まれてくることは改めて興味深いことだと感じました。
その後は鯛などの養殖を行っている施設で鯛を釣り、自ら釣った鯛をそのまま持って帰りました。大物しか狙わないと言っていたのが嘘のように小ぶりな鯛を釣りましたが、本人はご満悦のようで何より!
その日の夜は「いりこ」と鯛を使って瀬戸内の名物の一つでもある鯛めしを自分たちでああだこうだ言いながら作りました!
凝ったことはしていないのに自分たちの想定を超えて美味しく仕上がったので、食材の持つ本来の旨味の凄さに感謝!!
愛媛では、先日お世話になった二宮さんの事務所であるNINOにお邪魔して実際に事務所の雰囲気を見学させてもらったり、改めてこれまでのプロセスを聞いてさらに視野を広げさせてもらったのちに、近くにあるTHE CENTRAL MARKETや直営店を訪れました。
食材をお安く買うことができるだけでなく、農家さんや漁師さんとの距離を高く感じることができるのがとても魅力的だなと感じました。
徳島では、地域の農業や食文化を繋いで広げていく活動、食農教育であるフードハブ・プロジェクトに関して樋口さんにお話をお聞きしました。
単なる農業経験で終わるのではなく、長いスパンでの教育を通すことにより体験や学習がリンクして、文化を繋ぎつつこれからの地域を支える原動力を育むプロジェクトで、聞きながら取り組みやこれまでの自分自身の体験のことも考えていると視野がますます広くなるいい経験をしました。
その後は徳島県にある市場で食材を揃えて事務所に戻り、アウトプットの形として考えている料理に関して試作錯誤しました。
多くは語れませんが、乞うご期待です!
神戸市外国語大学 菅野光起