活動報告⑦ 漁師の方々へヒヤリングを行いました!
2022.12.16

こんにちは。Lab3のふくでんです。
12月8日にチヌの知名度アップを目指すLab2と神戸しらすの普及を目指すLab3の合同で須磨で働く漁師の方々へヒヤリングをしに行きました。
ヒヤリングの中ではこれまでのリサーチで抱いた疑問についての答えをいくつも聞くことが出来ました。例えば、漁師の方々は普段どのように働いていらっしゃるのか、神戸市民に神戸で獲れたしらすが普及しないのはなぜか、漁師の方々が卸を通さずに直接飲食店へ魚を販売することはないのか、などたくさんの質問に答えていただきました。私がお聞きしたことで一番印象に残っているものは一人で漁に出る漁師さんもたくさんいるよというお話でした。早朝の暗闇の中、広い海に一人で浮かんでいる場面を想像するとぞっとします。
ヒヤリングの後に私たちは漁船の見学をさせていただきました。漁船は近くで見ると思っていたよりも大きく迫力があります。また、どのような網を使って漁をしているのかなど、実物を見せてもらいながらお話を伺うことが出来ました。
最後に漁師の方々からお土産に釜揚げしらすを頂きました。非常においしいかったです!ありがとうございました。
これはヒヤリングの中でも出てきたお話なのですが、神戸は漁獲から加工、流通、販売までのすべてを一貫して行える都市だそうです。地産地消により流通の工程を最小限に抑え、より新鮮で美味しい海産物を我々消費者は買うことが出来ます。あとは地元の人々に神戸の海で美味しい魚が獲れると言うことを知ってもらうだけで良いのです。決して簡単な事ではありませんが、今回のヒヤリングでなぜ神戸の海産物の認知度アップを目的としているのかが明確になり、そのためには何をすべきかと言う解決策のヒントを得ることが出来たと考えます。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
関西学院大学 福傳公隆