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原木椎茸の収穫@北区

2022.10.26

10月23日(日) 椎茸収穫体験レポート

こんにちは!KOBEまんぷくプロジェクトです。

10月23日、この日は神戸市北区で原木椎茸の収穫を体験させていただきました。
私たちが今回伺ったのは、北区大沢の農家、中井さんです。

中井さんは元々会社員をされていましたが、4年ほど前に新規就農されたそうです。夏にはブルーベリーやブラックベリー、冬にはイチゴを中心に栽培されています。
また、北区らしい農産物をつくりたいという思いから原木椎茸の栽培もされており、今回は雨の後ということもあり大きく育った椎茸を採らせていただきました!

椎茸を収穫する前に、まずはブルーベリーとブラックベリーの畑を見せていただきました。ブルーベリーの収穫時期は過ぎており、まだ少し残っているものはすっかり完熟。とっても甘くて味がぎゅっと凝縮されていました!
また、中井さんは新種のブラックベリーにも挑戦されていて、そちらも味見させていただきました。甘味が強く、いくらでも食べられそうな美味しさでした。メンバー一同、はじめて食べる採れたてベリーの美味しさに手が止まりませんでした😂

さて、いよいよ原木椎茸の収穫です!
ところで皆さんは原木椎茸と菌床椎茸の違いをご存知でしょうか?
菌床椎茸とは、おがくずを固めたブロック(菌床)に椎茸の種コマを打ち、温度と湿度が管理されたハウスの中で栽培された椎茸のことです。
一方、原木椎茸とは、山から切ってきた丸太に穴をあけて種コマを打ち、自然の中で栽培された椎茸を指します。丸太の中に菌が充満することで椎茸が生えてくるため、必ずしも菌を打ったところから生えてくるという訳ではなく、とてつもなく収穫しにくい場所からも椎茸がひょっこり。また、自然の中で育つため、菌床栽培よりも収穫が不安定。そのため、市場に出回っているものは菌床椎茸の方が多いそうです。

実は私自身、原木椎茸を目にしたのは初めてでした!中井さんが栽培されている原木椎茸、まずその大きさに衝撃を受けました。なんと一番大きなもので、かさの直径が15cmほど…!普段スーパーなどで目にする椎茸とは似ても似つかぬ大きさでした。

その後、北区にあるEAT LOCAL KOBEの拠点「ケハレ」で待ちに待ったお昼ごはん🍚
採ったばかりの椎茸を網で焼き、水分が出てきたところで塩をほんの少し付けて食べると信じられないほどジューシーで味が濃い!!今まで食べてきた椎茸は何だったのだろうと思うほどの美味しさでした。
椎茸、さつまいも、ねぎをたっぷり入れたお味噌汁もみんなで作り、お弁当と一緒にいただいて、まんぷくになりました🤤
お昼ごはんの後は干し椎茸づくり。収穫したばかりの椎茸をせっせとネットに並べ、太陽の下へ☀️
出来上がったら保存して、また何か収穫したものと合わせて食べたいと思います!

今回の活動を通じ、農家さんの工夫や努力を少しでも知ることができたように思います。そして何より、自然の中で育ったものの力強さと美味しさを実感しました!この美味しさをもっともっとたくさんの方に広めたいなあと強く思いました。

最後になりましたが、中井さん、貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました!

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@nogyogyogyogyogyolab
@eatlocalkobe

神戸大学 高橋結香

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