チヌ、捌いて食べてみた
2022.10.26

こんにちは!遅くなりましたが、前回に引き続き、今回は”調理編”。魚を捌いて調理する私たちをお届けします!
無事に「海と、魚と、〇〇を楽しむマーケット」のお手伝いを終えた私たち。
私は予想以上の気温の高さにやられながらも、いよいよチヌを捌けるぞ~とワクワクしていました。
ちなみにこの日、漁師さんからは、黒鯛(チヌ)、タイ、ハマチ、ツバス、エビ、イカ、ウズラ貝をいただきました!
漁師さんからいただいた魚たちを、今回一緒に活動を行っている近藤さんの事務所まで持ち運ぶだけで一苦労です💦
↓二人がかりで頑張って運びました^^
そして、活きが良すぎる魚たちをやっとのことで事務所まで運んだ私たちは早速ホワイトボードに向かってみんなで本日のメニューの作戦会議を始めました!
(メニューを見るだけでおなかがすいてきます(笑))
買い出しも終えて、準備完了!
最初に魚の捌き方をYouTubeで一通り見て、こんなにうまくできるのか?!と戸惑いながらも、調理開始です🐟
まずはウロコから!!
タイや黒鯛の鱗を取る作業はハマチやツバスに比べて、力が必要でした。
下の写真がチヌです。見た目がちょっとごついですよね。思っていた以上にチヌの骨は硬く、ハマチやツバスのようにきれいに包丁が入らない💦そして、チヌの血合いは臭みが強いと聞いていたので、これでもかというくらいにしっかりとりました!
動画では簡単に見えた工程もなかなかYouTube通りには捌けません(^▽^;)
頭をとったら三枚におろしていきます。上手に柵ができるでしょうか。
皮をはいでいく作業もこれまた難しい、、、
気づけば調理開始から2時間経過。
おなかがすきすぎて、全品完成する前に、エビのガーリックシュリンプをみんなでつまみ食いしちゃいました^^
身がぷりぷりで美味しかったです
YouTubeを見ながら、慣れない手つきで魚を捌いていましたが、やはり手強い!!
駆けつけてくれた前回の黒鯛チームの先輩方にも手伝ってもらいながら、やっとのことで本日の夕食が完成しました。
🐟メニュー🐟
・黒鯛(チヌ)のお刺身
・タイのお刺身
・ハマチのお刺身
・イカのお刺身とイカの肝醤油
・ツバスとアボカドのレモン和え
・ハマチのなめろう
・エビのガーリックシュリンプ
・ウズラ貝のボイル
・鯛めし
最後の晩餐か!!と思わず言いたくなるほどお魚好きにはたまらない料理が完成しました。
まずはチヌのお刺身から!
独特な味がするのかな?と思いながら食べてみましたが、、、
「え、思ったよりクセがない!!めっちゃおいしい!!」
「わたしはタイのお刺身よりチヌの方が好きかも!」
と初めてチヌを食べた私たちはその美味しさに箸が止まりませんでした!
チヌはにおいがきつい魚だと言われると聞いていたのですが、(海苔をたくさん食べて育ったチヌは海苔の風味がするそう、、)
私たちが食べたチヌは臭みもなく、本当においしかったです。
お刺身だけに限らず、すべての料理がおいしくて、本当に幸せな空間でした。
その後は前回の先輩方とお話をしながら、チヌのこと、漁師さんのことなど気になるアレコレを質問しました。聞けば聞くほどチヌの知名度をアップすることが難しくも思えてきましたが、こんなにおいしいのに市場に出回らないなんて、やっぱりもったいない!と強く思いました。
手探り状態ではありますが、lab2チヌラーの私たち、チヌの専属マネージャーとしてみんなにチヌのことを知ってもらえるように、これからがんばっていきたいと思います!
今後のレポートもお楽しみに!
関西学院大学 山田瑞季